専門的学修内容の伝達可能な教材化による知の循環

社会の要請に応える学士力の養成には、ICTを活用した知識理解だけでは十分とはいえません。そのため、キャリア系の学修支援プログラムを受講した学生を対象に、共通基盤システムの教材を活用した体験型・交流型の教育プログラムを各大学で実施します。

一例として、千歳科学技術大学・北星学園大学の連携実績を踏まえ、共通基盤システムのeラーニング教材の拡充を図る学生プロジェクトを行います。これは、自分たちの学んだ専門的な内容を他人に教えられるレベルにまで知識を高度化し、その成果を教員監修の下で共通基盤システムに公開するものです。こうした内容をキャリア系の学修支援プログラムの教材として活用し、後輩学生のコンピテンシー形成の一助とすることで、知の循環を図ります。

また、教育方法及び運用方法に関しては、毎年2回を目標にFD・SDセミナーを連携大学間で実施し、共有します。併せてプロジェクトの成果発表会を行い、教育プログラムに参加した学生を交えた大学間の交流も図っていきます。
特に学生交流会は、桜の聖母短大の拠点である福島で開催し、参加学生が将来の日本の未来を担う上での自らの社会的な立ち位置と使命感を改めて振り返る機会とします。取りまとめは北星学園大学が担当します。

大学間等の連携体制

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